「ジャコメッティ 」矢内原伊作編 入荷のお知らせ
「ジャコメッティ 」(矢内原伊作編、みすず書房)が入荷しました。
哲学者矢内原伊作が編集した、彫刻家アルベルト・ジャコメッティを紹介する本。優れたジャコメッティ論としてサルトルの『ジャコメッティの絵画』、ジュネの『ジャコメッティのアトリエ』の二遍と、作品の図版が収められています。
矢内原はパリ留学中にジャコメッティを訪ね、その後5年に渡って夏ごとに渡仏しモデルをつとめました。本書ではその興味深い出会いの経緯やジャコメッティの芸術に対する情熱についても語られています。矢内原はその後ジャコメッティに関する書籍をいくつか出していますが、二人が画家とモデルとして過ごした当時に出されたこの本がその始まりでした。
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