Ballets Suedois【バレエ・スエドワ 】入荷のお知らせ
Ballets Suedois(バレエ・スエドワ)はパリで1920~1925年の5年間だけ存在したバレエ団で、「スウェーデン・バレエ団」とも呼ばれています。
黒人文化や、ジャズ的な要素を取り入れた作風は人気を博し、一時はバレエ・リュス(ロシアバレエ団)の最大のライバルでもありました。
また、協力者として、ポール・クローデル、ジャン・コクトー、エリック・サティ、ジョルジョ・デ・キリコなどの文学者、音楽家、芸術家などを動員したことも当時としては革新的でした。
しかしあまりに前衛的であったためか、以後その存在は忘れ去られてしまいました。本書では舞台美術、衣装デザインなどを豊富なビジュアル資料を通して、文化的、芸術的に華やいだ第一次世界大戦後のパリ、狂乱の時代の姿をうかがい知ることができます。
現在、国立新美術館でも「バレエ・リュス展」が開催されており、現代の芸術やファッションデザインの源泉として、今ふたたび20年代の前衛芸術が注目されています。
この機会にぜひ店頭で、お手に取ってご覧ください。
・国立新美術館:魅惑のコスチューム/バレエ・リュス展
http://www.tbs.co.jp/balletsrusses2014/